新人が知りたい足関節の基礎 〜足関節シリーズ③〜
こんにちは、理学療法士の嶋倉です。
前回の記事は参考にして頂けたでしょうか?
簡単な内容が多くて退屈している方も多いかもしれませんね。笑
今回は足関節第3弾を始めていこうと思います。
今回の第3弾を終えたら次回は臨床の現場での症例について記載しようと思います。
実際にアドバイス等を頂けたら幸いです。
それでは足関節シリーズ③を記載していきます!
目次
1.STjtと第1列の関係
まず第一列の説明からします。
第一列とは中足骨、内側楔状骨、舟状骨のことをよく第一列と言います。
第一列の動きとは背屈・内反と底屈・外反の動きがあります。
この動きがSTjtとの関係があります。
まずST回内すると足部内側に圧がかかります。その圧を逃がすように第1列は背屈・内反します。
次にST回外では足関節は地面より離れるため、相対的に第1列は背屈・外転します。
これを少し臨床と絡めると、、。
今後説明するウィンドラス機構と織り交ぜて説明させていただきます。
立脚後期における蹴り出しではST回外とウィンドラスにて剛性を高めていますが、ST回内となってしまうと、回外剛性が高められなくなり、ウィンドラスのみに頼るようになってしまいす。
さらに先ほど説明したように回内となると第1列は背屈・外転なので、結果的に足底腱膜が伸長されます。そうすると、ウィンドラスへの過剰な負担となり足底腱膜へのふかが高まってしまい、疼痛に繋がる可能性が高いです。
今回の記事はここまでにします。
次回の記事では臨床における症例を題材に記事作成しようと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。