日常生活自立ってなに?それって本当に自立なの?
こんにちは!理学療法士の嶋倉です!
今回のテーマは自立です!!
セラピストであれば誰しも、訓練を実施しその後この患者様はもう歩行は安定しているから自立だなー。
もう階段はふらつかないし大丈夫だな。ADL自立かなと。判断する場面があると思います。
”しかし”その判断の根拠はきちんとありますか?なんとなくで安定している、なんとなく大丈夫だなんて判断をしていないでしょうか?
そのなんとなくの判断が患者様の今後を左右するかもしれません。
一度リハビリを施行させて頂いたからにはその方の人生に一部に自分との関わりがあったことになります!!
自分の体験談としても以下のような事があります。自分が働いている病院は超急性期であることから自宅に退院という患者様がいらっしゃる中で転院といった判断になる方もいらっしゃいます。転院先でリハビリを受けて退院した後に
転倒等をして、また当院に戻ってくるなんて方を担当することが度々あります。。。。
患者様に話を聞くと、まだ歩くのが怖かった、階段が不安だった。
リハビリとは状況が違った、、、etc。の声があります。
さらにリハビリの先生にもう大丈夫と言われたから平気かと思ったとの発言もあります。
あなたが曖昧な判断をした結果、退院後に転倒してしまい出戻りなんて患者様を見受けませんか?
退院したその後は知らないじゃ済まされません!
もちろん、研究等で示されているようなものは数値でありその患者様個人に対して確実に効果が発揮されるような物ばかりではないと思いますが、あくまで一つの指標として使用するには良いものだと思っています。
療法士の目による判断および研究等による平均値を組み合わせて判断をしていく必要があると思います。
次回記事ではそういった生活場面における文献の結果を踏まえたものを書かせて頂こうと思います!!